CT検査とは?
寝台にねころんでいる患者さんが筒状の穴の中を通ってする検査なんていうのをよくTVなどで見る機会があると思います。
そう、それがCT検査です。
CT(computed tomography)とは直訳するとコンピュータ断層撮影の略です。
原理を簡単に説明すると、X線を出すX線管球と、人体を透過してきたX線を測定する検出器を回転させ、得られたデータからコンピュータで断層像(輪切り写真)を作成します。
ヘリカルCT(4列マルチスライス) 操作室内のコンソール
当院のCTは、マルチスライスCTと言って少し上等なCTです。なにが上等かとう言うと、従来のCTでは、X線を受ける検出器が1列しかありませんでした。(これをシングルスライスCTといます。)
マルチスライスCTとは、検出器列が複数あるCTのことで、当院のCTは4列の検出器があり、同時に撮影できる断面数が4枚(従来のCTは1枚でした。)となり、X線被爆が少なくなり、撮影時間も短縮されました。(従来のCTでは、急な検査依頼に対応するために30分から1時間、患者様にお待ちいただくことがありましたが、スムーズに検査ができるようになったため待ち時間がかなり短縮できるようになりました。)
またマルチスライスCTのすばらしい点は、横断面(輪切り)だけでなく、任意の断面(タテ、ヨコ、ナナメ)での写真を作ることが出来るようになり、鮮明な立体像(3D)も容易に得ることが出来るようになりました。
横断面(輪切り面) 矢状面 (縦切り面)
検査の種類とは?
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単純CT
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造影剤という薬を使用せずにそのまま目的の部位を撮影する方法です。
短時間で検査が終了します。
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造影CT
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造影剤を静脈注射して目的の部分を撮影する検査です。造影剤は病変をより
鮮明に描出させるために、また病変の性質を知るために用いられる医薬品です。
当院では、検査前に必ずスタッフより説明と問診をさせていただき、同意書に
サインをいただいております。
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検査前の準備と注意
造影検査及び腹部検査の場合は食事は原則として絶食でお願いします。午前中に検査がある場合は、朝食をとらないで下さい。午後に検査のある場合は昼食をとらないで下さい。
少量の水やお茶などは飲んでもかまいませんが、同じ日に他の検査も受けられる方は、ご注意下さい。
服用中のお薬については、医師からの指示がない限り、通常通り服用して下さい。
以下のものは検査前にはずしておいて下さい。
金具の付いた下着、カツラ、ヘアピン、アクセサリー、腕時計、補聴器、湿布、エレキバン、カイロなど、検査の目的部位にあるものは、はずしていただきます。
妊娠している方、またその可能性のある方は事前に必ずお申し出下さい。
造影検査を受ける方で、アレルギーのある方(喘息・お薬・食べ物等)、また以前にこの検査で副作用のみられた方は、事前にお申し出下さい。
検査中の注意
検査中は、原則として体を静止していただきます。また呼吸を抑制していただくこともあります。撮影中に身体や手足を動かしたり、呼吸抑制をしていただかないと画像がボケてしまいますので、注意して下さい。
検査中はマイクを通して会話が可能です。途中で気分が悪くなったらお申し出下さい。
検査時間は通常10~20 分ぐらいです。
検査後の注意
検査後の食事は普通にお取り下さい。
造影剤は、主に尿として排泄されます。排泄を促進させるために、水分をいつもより多めに摂取するようにしてください。
ごくごく稀ですが、検査終了後 数時間~数日後に、頭痛・吐き気・かゆみ・蕁麻疹などの症状があらわれることがあります。何か症状が見られましたら、当院までご連絡下さい。