ご挨拶

理事長 挨拶

謹んで新春の御祝詞を申し上げます。皆さまにおかれましては新春 目次を清々しい気持ちでお迎えの事とお喜び申し上げます。

昨年は、元日から能登半島地震という非常に大きな災害が起こりました。一年中を通し”異常気象“の下、多くの大災も起こりました。改めて、お亡くなりになられた方々には謹んでお悔やみを申し上げますとともに、今なお、過酷な避難生活を送られている被災地の皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。
国際的には、ウクライナ戦争、イスラエルとパレスチナの紛争は収束の兆しが見えません。一方で、新型コロナウイルス感染症は5類に 移行して、様々な活動が通常に戻ってきました。国際交流も本格化してきたという感じがしております。

2025年の干支は「乙巳(きのと・み)」で、「伸び切った枝葉を糧にして、業火が起こる年」になることを暗示しております。多くの人にとって成長と結実の時期となる可能性が高いとされます。大波をうまく乗りこなし、今まで頑張ってきたことや地道な努力が身を結び、才能が一気に開花する年になると思われます。
2025年は少しでも世界の安全と平和が戻る年になって欲しいと心から願っております。

さて、当院に目を向けますと、昨年より「地域包括ケア病棟入院料1」の施設基準をA病棟60床全床に取得し、慢性的な人材不足の中、職員の皆さんには大変なご苦労とご協力を戴き、何とか順調な運営を行うことが出来ております。職員の皆さんには本当に感謝しかありません。ただ、激変する医療情勢においては、目まぐるしい変革が繰り返されております。今後も柔軟な姿勢を保ちながら変化に対応していけるように、全職員参画での経営体制で臨んで参りたいと考えております。
今年度は、当法人とグループ関係にあります「社会福祉法人布引会 特別養護老人ホーム 玉園ハイム」との経営協力強化や最重要課題であります“人材確保”を念頭に置き、法人運営を行って参ります。

本年も宜しくお願い申し上げます。

医療法人敬愛会  理事長

                               間嶋 孝

院長 挨拶

当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。東近江敬愛病院は、東近江市の中心に位置し、救急医療から長期療養、在宅医療まで対応するケアミックス型の病院です。現代医療の特徴として、人口の高齢化とともに発症する病気も複雑なものとなり、それぞれの人に必要な医療が多様化している点が挙げられます。当院では、地域に暮らす人が病気になったとき、自分らしくその地域で暮らすことができるために必要な医療を受けることができるよう、幅広く対応しております。
さて、近年は自然災害や新興感染症の発生、社会情勢の変化等これまでには考えられなかったことが次々とおき、数年先の状況も見通せない時代となっております。医療業界においても、この数年は新型コロナウイルス感染症対策に注目が集まりましたが、その他にも高齢化に伴う医療費の増加、生産年齢人口の減少による働き手不足等、問題はたくさんあります。そういった課題を抱えながらも、地域医療の担い手として当院が必要とされる役割を果たすために、常に周囲の意見に耳を傾けつつ、どういった行動をとるべきかを考えながら病院運営を行って参りたいと思います。時代の変化が大きい中、過去の先に未来はありません。変化を恐れず前に進む姿勢を大切にしたいと考えております。

    東近江敬愛病院  院長

                               間嶋 淳

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