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地域の皆様に寄り添う医療を

医療技術科

医療技術科紹介

医療技術科は、医療分野における種々の国家資格を取得した技術者を配属しており、患者様の検査等を担当いたします。

診療放射線技師  3名    臨床検査技師   3名    健診担当 2名

日々進歩する医療に対応し、診断と治療に役立つ有用な情報の発信と、最新の技術を提供すべく日々努力を重ねております。

 

 

地域画像センター

東近江敬愛病院 医療技術科では検査のご紹介を頂いた先生方に検査の結果を素早くご提供するために、地域画像センターを開設いたしました。患者様の画像データや読影所見等を診察室のパソコンで、インターネット回線を利用して、ダウンロード・閲覧ができます。操作も簡単です。

これは、近隣医療機関との情報ネットワークとして当院が独自にシステム開発したものです。

メリット

1.画像データと所見用紙がお手持ちのパソコンで簡単にダウンロードでき、患者様の来院前に確認ができます。

2.緊急読影をご利用いただくと検査日当日(土・日・祝日以外)にご確認が可能です。

3.データをパソコンに保管でき、CDやフィルムの保管場所が不要です。

4.事前にデータを保管しておくと、閲覧のための起動時間がCDより短いので、患者様にお待ちいただく必要がなく

  診察時間の短縮につながります。

 

H23.6月より開設いたしました。検査ご依頼の連絡の際、詳しくご案内させていただきます。

患者様情報の漏えい等のセキュリティ面に配慮し、ご利用いただく先生方に個別のIDとPASSWORDを設定しております。

インターネット環境をお持ちの先生方でご興味いただけましたらご連絡お待ちしております。

お問い合わせは 東近江敬愛病院 地域画像センター(医療技術科内) ℡0748‐22‐2222  担当 尾谷まで

よろしくお願いいたします。


 

 

検査機器の紹介

医療技術科では、いろいろな医療機器を用いております。

少しご紹介いたします。

PACS 

一般撮影

CT検査

MRI検査

透視検査

マンモグラフィー

心臓超音波


PACS

PACS(Picture Archiving and Communication System)とは、主に医療分野で使われているシステムのことで、当院ではレントゲン撮影・CT・MRI・透視検査・超音波検査・内視鏡検査などの画像データーをレントゲン室内のサーバーで管理し、院内ネットワークに送信することにより、フィルムや写真で見るのでなく、各診察室・病棟などのモニターで即時に見ることができるようになりました。

上の左のイメージは胸部撮影の読影画面です。前回に撮影したことがある場合は、その時の画像が右枠に表示させて比較することができます。 左枠の胸と心臓横のラインは、心胸郭比(心肥大)を調べるためのものです。こういった計測も簡単にできます。

上の右のイメージはCTの読影画面です。マウススクロールで画像を送られるので、モニターで見ているととフィルムと違って連続性がつかみやすくなりました。また画面を拡大しても、デジタル補正により細かい部分が大きくとてもきれいに見ることができます。

このように画像データが即時に、また正確にモニターに映し出され、外来の診療時間及び待ち時間の短縮もにつながると考えております。
ただし、誰もが勝手に閲覧や保存ができるというわけではありません。画像の閲覧は暗証番号によって管理されています。また、各PACSコンピューターにデータは保存されないため、物理的な盗難によって大切なデータが流出・悪用される心配は全くありません。
そして最大の利点は、「画像の共有」による「チーム医療」ができるようになったことと考えています。

当院では、地域医療に取り組んでおり、近隣の開業医の先生方からも多くの検査依頼をいただいております。また他の病院へ紹介の際にも画像提供をおこなっております。
このたび、レントゲン室では、従来のフィルムによる画像提供をやめ、CD-Rによる電子媒体による画像データの提供に変更させていただきました。
Windowsのパソコンに入れていただくだけで、簡単な作業により画像を見ることができます。

一般撮影

ここでは、X線を使って胸部や腹部や骨など撮影を行っています。
当施設では、CRシステム(KONICA REGIUS CONSOLE CS-3)を導入し、デジタル処理により画像をPACSにて院内の専用モニターにて読影しております。

CRシステム(KONICA REGIUS CONSOLE CS-3) 一般撮影室
 

CRシステムとは?

Computed Radiographyの略で画像をデジタルデータとして処理・保管するものです。
一般的にデジタル画像のメリットとしては、同じ画像を何枚でもフィルムに出すことができ、画像を見やすく加工することもできます。なお且つ、現像液、定着液を使用せずにフィルムに焼き付けることが可能となり「地球環境にやさしい医療」ができるようになったことがあげられます。

<pなお、当施設では、さらにpacs導入により、フィルムレスとなりました。< p=””><h4一般x線検査でのお願い< h4=””> </h4一般x線検査でのお願い<></pなお、当施設では、さらにpacs導入により、フィルムレスとなりました。<>

撮影時は息を吸って止めたり、吐いて止めたりと息止めも撮影の種類により異なるため撮影前にスタッフから説明させていただきます。 呼吸の合図はは検査担当者がしますので、それに合わせて下さい。
ボタンやファスナーのついている洋服または、セーターや厚手のトレーナは必要に応じて検査着に着替えて頂くか脱いで頂く場合があります。また金属やボタンは検査の妨げとなりますから、撮影する部位に以下のものがある時は必要に応じて取り外して頂きます。
・貴金属(指輪、ネックレス、ピアスなど)
・めがね
・金属の入った下着(ブラジャーなど)
・シップ(膏薬)やエレキバン
妊娠中の方、または妊娠の可能性のある方は撮影の前に一言お知らせください。
ここでは、X線を使って胸部や腹部や骨など撮影を行っています。
当施設では、CRシステム(KONICA REGIUS CONSOLE CS-3)を導入し、デジタル処理により画像をPACSにて院内の専用モニターにて読影しております。
 

CT検査

CT検査とは

寝台にねころんでいる患者さんが筒状の穴の中を通ってする検査なんていうのをよくTVなどで見る機会があると思います。
そう、それがCT検査です。
CT(computed tomography)とは直訳するとコンピュータ断層撮影の略です。
原理を簡単に説明すると、X線を出すX線管球と、人体を透過してきたX線を測定する検出器を回転させ、得られたデータからコンピュータで断層像(輪切り写真)を作成します。
 

ヘリカルCT(64列マルチスライス) 操作室内のコンソール

またマルチスライスCTのすばらしい点は、横断面(輪切り)だけでなく、任意の断面(タテ、ヨコ、ナナメ)での写真を作ることが出来るようになり、鮮明な立体像(3D)も容易に得ることが出来るようになりました。マルチスライスCTとは、検出器列が複数あるCTのことで、当院のCTは64列の検出器があり、同時に撮影できる断面数が64枚(従来のCTは4枚でした。)となり、よりX線被爆が少なくなり、撮影時間も短縮されました。

 
心臓CT  

 

検査の種類とは?

 

単純CT 造影剤という薬を使用せずにそのまま目的の部位を撮影する方法です。
短時間で検査が終了します。
造影CT 造影剤を静脈注射して目的の部分を撮影する検査です。造影剤は病変をより
鮮明に描出させるために、また病変の性質を知るために用いられる医薬品です。
当院では、検査前に必ずスタッフより説明と問診をさせていただき、同意書に
サインをいただいております。

 

検査前の準備と注意

造影検査及び腹部検査の場合は食事は原則として絶食でお願いします。午前中に検査がある場合は、朝食をとらないで下さい。午後に検査のある場合は昼食をとらないで下さい。
少量の水やお茶などは飲んでもかまいませんが、同じ日に他の検査も受けられる方は、ご注意下さい。
服用中のお薬については、医師からの指示がない限り、通常通り服用して下さい。
以下のものは検査前にはずしておいて下さい。

金具の付いた下着、カツラ、ヘアピン、アクセサリー、腕時計、補聴器、湿布、エレキバン、カイロなど、検査の目的部位にあるものは、はずしていただきます。
妊娠している方、またその可能性のある方は事前に必ずお申し出下さい。
造影検査を受ける方で、アレルギーのある方(喘息・お薬・食べ物等)、また以前にこの検査で副作用のみられた方は、事前にお申し出下さい。
 

検査中の注意

検査中は、原則として体を静止していただきます。また呼吸を抑制していただくこともあります。撮影中に身体や手足を動かしたり、呼吸抑制をしていただかないと画像がボケてしまいますので、注意して下さい。
検査中はマイクを通して会話が可能です。途中で気分が悪くなったらお申し出下さい。
検査時間は通常5~15 分ぐらいです。
 

検査後の注意

検査後の食事は普通にお取り下さい。
造影剤は、主に尿として排泄されます。排泄を促進させるために、水分をいつもより多めに摂取するようにしてください。
ごくごく稀ですが、検査終了後 数時間~数日後に、頭痛・吐き気・かゆみ・蕁麻疹などの症状があらわれることがあります。何か症状が見られましたら、当院までご連絡下さい。

 MRI検査

医療技術科では,H18年12月より新しくGE横河製Signa HDe (1.5T超伝導)を導入しました。
そこで、従来のMRI機ではできなかったさまざまな検査も今後できるようになりますのでご紹介します。
 

GE横河製Signa HDe (1.5T超伝導) 操作室内のコンソール

 


脳のT1強調横断像

T2強調横断像
MRIではT1強調画像とT2強調画像をセットにして撮影します。
体内の組織はそれぞれ固有のT1値、T2値をもっているので、その組み合わせで組織を特定することができます。
たとえば、T1強調画像では水は黒く、脂肪は白く写ります。また、一般にT1強調画像では解剖学的構造を明瞭に捉えることができ、T2強調画像では多くの病変が白く写るので、病変の拾い出しに有効と言われています。
 FLAIR
Fluid Attenuated Inversion Recovery の略で、IR法(反転回復法)の一種です。
自由水(細胞内外を自由に移動できる水)の信号を抑制する撮像方法で、簡単に言うと水を黒くしたT2強調画像です。 T2強調画像では病変も脳脊髄液も高信号になり区別しがたいことが多いのですが、脳脊髄液が低信号のT2強調像が得られるため、脳溝や脳室に接する病変の診断に特に有効です。
 DWI(拡散強調画像)
体内の水分子の微細な拡散運動 (ブラウン運動) を画像化したものです。
拡散の低下した場所が白く写ります。
超急性期の脳梗塞を描出できるので注目されています。
脳梗塞の超急性期には神経細胞の浮腫が起こるとされており、細胞外液が細胞内に移行するために病変部の拡散が低下するとされています。
その他に、脳膿瘍と脳転移との鑑別、類上皮腫とくも膜嚢胞の鑑別に有効とされています。
脳炎の初期像の検出にも有用と言われています。
 MRA

MRA(Angiography:血管撮影)とは?
MRAは3D-TOF法(3D-time of flight法)を用います。inflow効果という原理を利用し、血液の流れを画像化するもので、速い血流ほど白く映し出されます。
このデータを、画像処理によって重ねあわせて血管像を作成します。
この検査では脳血管が、無浸襲で描出可能となり、脳血管狭窄や閉塞、動脈瘤をみつけることが出来ます。
 T2*(T2スター強調画像)
グラジエントエコー法で得られる画像。T2強調画像と同様に水が強く強調されるので、関節検査では関節液を見かけ上の陽性造影剤として利用することで微細な損傷を検出可能となります。T2強調画像と違う点は、金属や空洞部位(副鼻腔など)により磁場の不均一の影響を受けたアーチファクトが出やすくなります。
 プロトン密度強調画像
 
膝関節などで半月板、軟骨損傷などを見るのに有用です。T1強調画像とT2強調画像の中間的なコントラスト(組織コントラストが低め)を示すシーケンスです。
 Fat-Sat(脂肪抑制画像)
1)脂肪抑制T1強調画像
脂肪はT1強調像で高信号な領域として描出される。抑制前後を比較することで、病変内の脂肪成分が確認できる。
2)脂肪抑制T2強調画像
T2強調像に脂肪抑制を加えたものである。通常のT2強調像では脂肪が高信号として描出される。
この信号を抑制することで損傷や炎症などによる異常信号(主に滲出液などの水分)を見やすくする効果がある。
関節などでは骨髄、皮下脂肪が抑制されるので炎症や骨折などの評価が容易になる。
 MRCP
前処置も重要で検査4時間前からは必ず絶飲食が必要となります。胆嚢・肝内胆管・総胆管・膵管の中には胆汁や膵液が存在します。それら胆汁や膵液などの水成分を描出することにより膵管や胆管の拡張・途絶・欠損・圧排などの二次情報によって結石や腫瘍の存在を明らかにする検査です。
 下肢MRA
骨盤から下肢の血管を対象にした検査のうち動脈性疾患としては閉塞性動脈硬化症が、静脈性疾患としては深部静脈血栓症と下肢静脈瘤があげられます。
これらの検査方法としては非造影または造影検査の2種類選択できます。もちろん造影検査のほうがコントラストが良好です。
 DWIBS(体幹部拡散強調像)
最新のMRI検査法として注目されているDWIBS(体幹部拡散強調像)です。これは、頭部で活用されていた拡散強調像を体幹部に応用されたものでPETのような画像を得ることができます。PETは検査前に放射性核種を静注しないといけないのに対し、DWIBSは不要で放射線被爆がありません。
原理としては、体内にある水分子の微細な拡散運動を捉えて画像化したものです。細胞内や、細胞間の隙間には水の細かい動き(拡散運動)存在しますが、悪性腫瘍では細胞密度が高く隙間が狭いため拡散運動が減少します。そこで拡散強調像を撮影すると拡散運動の低下した部位の強調された像を得ることができます。

検査について

検査時は、ドーナツ型の大きな磁石の中で横になっていただきます。
今までに、手術を受け、体内に金属がある可能性がある場合、心臓ペースメーカーを使用されている方は、必ず前もってスタッフにお知らせください。
妊娠している方、またその可能性のある方は事前に必ずお申し出下さい。

検査中は装置から工事現場のような大きな音がしますが、心配ありません。
検査中、気分が悪くなったときは、装置内にマイクが入っていますので、ご遠慮なくおっしゃってください。
 

入室前にもう一度ご確認ください

腕時計、磁気カード(キャッシュカード、クレジットカード、定期券 等)、磁気テープ(ディスク・ミュージックテープ 等)は、使用できなくなりますので、検査室内に持ち込まないでください。
入れ歯、補聴器、ヘアピン、アクセサリー(イヤリング、ピアス、ネックレス、指輪 等)の金属類は検査中に、磁石に引き寄せられ、人体に危険を及ぼす可能性がありますので必ず更衣の際に、取り外していただきます。
コンタクトレンズ使用の方は、検査時にはずせる準備をしていただくか、めがねをご用意ください。
刺青、アイライン、マスカラ等は、皮膚を刺激することがあります。必ず前もってスタッフにお知らせください。
検査時間は、検査内容によって長いものや短いものとさまざまです。検査前の排便、排尿は必ず済ませておいてください。
検査についてわからないことや疑問に思ったことなど、専門のスタッフが対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせてください。

 

透視検査

ここでは、主に胃透視検査・注腸検査・シャント造影などの検査を行い、画面を見ながら検査を行うことができます。
当施設では、新しくディジタルⅩ線TVを導入しました。ご紹介させていただきます。
 

 

DR(デジタルラジオグラフィー)とは?

X線透視撮影装置で撮った画像をデジタル処理して診断に適した画像を作成できます。コントラストを強調したり、拡大・縮小等の加工をおこなうことで微細構造の微妙なコントラスト差が明瞭になり、より病変部をみやすくできます。
 

  拡大    階調反転
   
 コントラストの調整    

 

DSA(デジタル・サブタラクション・アンギオ)も可能です!

DSAとは、血管造影検査で、血管以外の骨や腸の空気などが血管と 一緒(A)に写り、診断の障害になる場合があります。そんな時にデジタル処理を施し、血管以外の骨など(B)を差し引いて(サブタラクション)血管のみ(C)の診断しやすい画像を得ることができます。また撮影と同時に画像を確認することができ、検査もスムーズに行えます。
 

 =
 (A)    (B)    (C)

 

大容量デジタル画像保管

収集されたディジタル画像は本体のハードディスクにリアルタイムで記録されます。その量も約10000フレームの記録が保存可能で前回の画像データもすぐに閲覧できて便利です。

連続撮影もOK!

 

7.5枚/秒で食道撮影や造影検査でタイミングを逃しません。画像の確認でも動画としてモニターでの再生も可能で検査中にDrからの要望にもすぐに答えられるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マンモグラフィー

マンモグラフィーとは、乳がんを診断する方法のひとつで、乳腺・乳房専用のレントゲン撮影です。

実際の撮影方法は 乳房を挟みながら圧迫して、両側の乳房を上下方向から1枚ずつ、左右の斜め方向から1枚ずつ(合計で4回の撮影)撮影します。でも、圧迫したからといって、乳房の中のがんがつぶれたり、飛び散るようなことはありません。

“どうして痛い思いをしないと、この検査はできないの?”とみなさん思っていらっしゃることと思います。(検査中に口には出さずに目で訴えていらっしゃる患者様は多くいらっしゃいます。)
実は、乳房を圧迫しながら薄く均等に広げることによって、少ないレントゲンの量で乳房の中をより鮮明に撮影することができるからなのです。
痛みを伴うこともありますが、これは病気を見つける上でとても大切なことと私たちは考えます。

 

 

“放射線(レントゲン)撮影って、からだにとって危険じゃないの? ”なんてよく聞かれますが、いい資料があったのでご紹介します。
マンモグラフィー撮影の放射線が人体へ及ぼす危険性は、ほとんどありません。
一回の撮影で乳房が受ける放射線の量は東京―ニューヨーク間の飛行機の中で受ける宇宙からの自然の放射線量の約半分だそうです。
また、マンモグラフィーで受ける放射線の量(1~3ミリグレイ)は妊婦のお腹の中の胎児が、(奇形などの)影響を受ける量(100ミリグレイ)に比べると、はるかに少ない量です。

マンモグラフィーでは、触っても判らないような早期の小さな乳がんは勿論、しこりを作らない乳がんを白い影(腫瘤影)や非常に細かい石灰砂の影(微細石灰化)として見つけることができます。悪性の病気だけでなく、良性のものも見つかります。

その他の検査として 視触診と超音波検査も、乳がんを調べる大切な検査方法方法です。
マンモグラフィーを視触診と併せて行った乳がん検診は視触診だけの検診や超音波検査を併用した検診に比べて、2~3倍の乳がんの発見が可能と言われています。
乳腺は女性ホルモンの影響を受けています。排卵日から月経の始まる頃まで、乳腺が硬くなったり、痛みを感じたりします。閉経前の方がマンモグラフィ検診を受ける時は、月経開始2~3日後から10日ぐらいの、なるべく乳房が柔らかい時期に検査を受けて下さい。

当院実施の過去5年間における乳がん検診 受診者・悪性所見数はこちらをクリックしてください。

 

 

心臓超音波検査

臓超音波検査はよく『心エコー』と呼ばれている検査です。

心臓は左右の心房・心室の4つの部屋と逆流を防ぐための4つ弁から成り立っています。心臓超音波検査はこの4つの部屋と弁を観察する検査です。
超音波検査は、X線検査のように放射線の被曝を受けないので、安全であり、胎児の検査にも用いられています。検査による苦痛もありません。
また、心臓超音波検査は特に医師の指示がない限り食事制限はいりません。
 

 【 検査方法は? 】

患者様にベッドの上に横になって頂き、画像が見やすいように部屋を暗くして行います。
胸部にゼリーを塗り、超音波を発信、受信する機能を持つ探触子(プローブ)というものを当てて心臓を観察します。
肺の影響で、心臓が見えにくい場合には息を吸ったり、吐いたりして息止めをして頂くこともあります。

【 検査で何がわかるのでしょうか? 】

心臓の大きさ、動き、心筋や弁の状態、血液の流れなどを観察し、心機能評価、心腔内異常構造物の評価、先天性心疾患の評価、弁疾患の評価、心膜心筋疾患・虚血性心疾患の評価を行います。

【 注意事項 】

   ・検査時間は20~30分です。
   ・当院では予約検査となっております。

 

 

 

頸部血管エコー検査

頸部血管エコー検査とは、超音波を当てて頚部の血管や血流を調べるための検査です。
 
この検査で観察する血管は動脈であり、具体的には総頸動脈・内頸動脈・外頸動脈・椎骨動脈などです。これらの動脈の壁が厚くなったり狭くなったりしていないかを調べて、動脈硬化の有無や動脈硬化の進行具合をチェックするのです。
また、血管が閉塞・狭窄している箇所を知るために、脳へ向かう血液の流れる速度を測ることもあります。
頚部(首)には心臓と脳とを繋ぐ頸動脈という血管が通っており、検査ではここの部分を観察します。検査の方法は至って簡単で、検査台の上に寝ていただき、プローブを首に当てるだけであり、痛みは全くありません。
この器械は超音波が出る仕組みになっており、首に発信すると反射して血管の内部の画像がモニターに映し出されます。このようにして得られた画像から頚動脈の様子を観察し、動脈硬化の有無や血の巡りを調べていくのです。
血管の壁が薄く均一になっていれば健康な状態ですが、厚みがあってデコボコしていたら、脂肪の固まりであるプラークなどが付着しており、動脈硬化の可能性が高いと言えます。

                      

            
また、頸動脈の硬化が進行していた場合は、首以外の場所の動脈も硬化が進んでいると判断することができます。
頚動脈に流れる血液の速度を測定する方法として、カラードップラー法という方法を活用します。検査のやり方は上記と同じく、プローブから出る超音波を首に当ててモニターに表示させるというものですが、青や赤などのカラーで映し出される所がポイントです。
なお血液がうまく循環されているかは色の変化から判断し、速度については画面から計測ソフトを用いて数値化し、判断していきます。

 

 

乳腺超音波検査

乳腺超音波検査とは、人体に影響のない高周波音波を用いて乳房全体を調べる検査です。
マンモグラフィーに比べ、小さな石灰化の検出は困難ですが、腫瘤(しこり)に関しては
内部の状態や性状など多くの情報を得ることが出来ます。
また、マンモグラフィーに不向きな乳腺組織が発達した若年性の乳腺(デンスブレスト)などには
超音波検査が特に有効です。痛みや被爆の心配もありません。

検査内容
① 上半身は衣類を脱ぎ、ベッドに仰向けになり、検査側の腕を頭側に挙げて寝ていただきます。
② 胸にゼリーを塗り、プローブ(探触子)をあて上下・左右方向に乳房全体を滑らせ、観察します。
③ 乳房全体を観察し、腫瘤(しこり)の有無、乳管拡張及び乳管内病変の有無、構築の乱れなどを
検出し診断します。また、リンパ節腫脹の有無、脂肪腫や粉瘤などの皮下腫瘤の有無も観察します。

 


 

注意事項
※ 食事制限はありません。
※ ネックレスは外していただきます。
※ 検査所要時間は、患者様の状態にもよりますが、10分~15分程度です。

 

 

下肢静脈超音波検査

足(下肢)の静脈の状態を見ることができる検査です。
足の静脈の病気の主要なものが二つあります。足の血管がふくれてこぶができる『下肢静脈瘤』、足の静脈に血栓(血の塊)ができる『深部静脈血栓症』です。
当院では主に『深部静脈血栓症』の診断に下肢静脈超音波検査を行っています。

 

*深部静脈血栓症*

足の深部静脈に血栓(血の塊)が形成され、血管がつまった状態を言います。
血の流れが悪くなるため、足が腫れたり、皮膚の色覚異常や痛みを伴ったりします。また、足につまった血栓がはがれ、肺の血管につまり、肺塞栓症(エコノミー症候群)を引き起こすこともあります。深部静脈血栓症は、手術後や病気による長期の寝たきり状態、旅行などで長時間座った状態、妊娠、肥満などが原因となって起こります。
超音波検査では、様々な方法で確認して深部静脈血栓症と診断します。

1.血管内の血栓の有無

2.血栓がある場合、血管を圧迫しても血管がほとんど変形しないことを利用した血管圧迫法

 

3.カラードップラー法を用いて血流の有無を確認

体位変換や深呼吸、ミルキング操作(手で足をもむように圧迫すること)を行って血流量を増やしても血流を認めない場合は血栓の存在を疑います。

 

*検査方法*

足にゼリーを塗り、プローブ(探触子)という超音波発信機を軽く押し当て、足の付け根から、静脈の流れに沿って足首まで観察しますので、ズボンやストッキングは脱いで検査を行います。超音波を用いるため、繰り返し検査を行うことができ、妊娠中の方にも安心して検査を受けていただけます。検査時間は患者さまの疾患や状態などにもよりますが、おおよそ40~50分かかります。